もぐらのメモ

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奨学金と私の青春時代~瀬戸弘司の動画の感想

瀬戸さんの奨学金の動画を見て色々思い出してしまった。

 

私は瀬戸さんと同じ年齢。

今年、奨学金を払い終えた。

 

なんだかタイムリーだった。

私の場合、延滞はなしで、総額180万ほど、毎月12,000円くらいの返済だったと思う。

詳細を覚えていない自分が恐ろしい。

 

入学時に少し多く受け取った気もするけど、そのあと毎月5万をうけとっていたかな。

そこから昔のことを思い出してしまった。。。

 

瀬戸さんは貧乏だと刷り込まれたといっていたけど、私もそう、

貧乏だったし、貧乏だと言われ続けていた。

でも本当にお金がなかったのかは不明。

 

受験のころ、

親が趣味で習い始めた楽器の教室で

250万の楽器を現金一括で買ったんだ。

衝撃すぎて 拍子抜けした。

 

でも、大学に行くと言ったら、賢い子は奨学金でただでどこの学校でも行けるのに。

と言われた。留学したいと言ってみたら笑われた。

私はそういうのに値する学生じゃなかったんだろうけど。

 

 

 

私は「家なき子」じゃなくて、「親なし子」だった。

親は生きているし、今もまあまあ仲良しな親子関係を築いているけど、複雑な子供時代を過ごした。

 

私が中学の頃に親が離婚し、2人とも出ていった。

 

その頃から高校卒業の頃までの記憶があいまいで、よく分からないから、断片的に、自分の都合のいいように覚えているだけなのかもしれないけど、

まあまあひどい親だったと思う。

 

父親は私の住む家の数分離れた場所にある祖父母の一回り大きい家に引っ越し、再婚した。私と妹はそのまま家にいた。

 

◆断片的な記憶その1・電気がつかない。

 

家に帰ると、家が薄暗かったから台所の電気のスイッチをパチッとしてみたけど、

電気はつかなかった。

冷凍庫を開けたら水が流れ出てきた。

父親と祖父母の家に電話をかけようとおもったけど、当然電気が止められているので、電話をかけることはできず。

妹とベッドに座った。もう部屋は薄暗かった。

 

泣きそうだったのか、泣いてたのか、思い出せない。

しばらくすると、小さな電子音が聞こえた。

電気が止まっているのに小さくかすれたような電子音。

この音が希望の音に聞こえた。

電話機の予備電池なのかな、誰かからの電話を受信ができたんだってことにすぐ気が付いた。

電話に走って行って、慌てて電話にでたら

 

「電気とまったんか。」と父親。

 

とりあえず、

その日は電気が復旧しないので、妹と私は父の家に二人で一泊させてもらうことになった。そのあとも記憶があいまいで、

たしか翌日は、車で1時間ほどの場所に暮らしている姉(大学生)がきて、

中部電力へ行って電気代を払ってくれた。

 

その時、母親は数百キロ離れた大阪にいた。

電話で話した時の内容はこんな感じ。

 

「あの父親は何考えてるんやろね、電気代も払わないなんて!!!!とんでもないやつね!ひどいやつめ!」

 

私が聞きたかったのは、そういう事じゃない。

悪いのは父親ではないし、誰かが悪いんじゃなくて、

子供の事をだれが気にかけているのか、どうなっているのか、親も祖父母も把握していないということが明らかになったという事だよな。と思った。

私たちがどうなってもだれも気付かず、悲しまず、死んでも気付かないんだと悟った。

 

たぶん私と妹は、

こわかったね、大丈夫だった?

と言って欲しかっただけだと思う。

 

なぜか、姉は母に叱られ、「あんたがしっかりしないとあかんでしょ!」と言われていたのでそれもまたおかしいな・と思っていた。

 

そのしばらくあとかな、確か、妹が中3の冬休みあけかな、大阪の母と祖母の住む場所へ引っ越した。

私は高校へ通うためこのままのこることになって独りぼっちになった。

 

私はこの馬鹿な親をもって今とても勉強になったと感謝している。

言動を思いだしては、低能な人間だったんだと思い知る。

 

 

まだまだつづくこの話。

続きはまだあした。